今、ランニング用GPSウォッチを選ぶなら間違いなくGARMIN(ガーミン)の2022年最新モデルであるForerunner 255がオススメ。Forerunner 255はガーミン一番人気のForeAthlete 245の後継機種。2019年から3年ぶりのモデルチェンジで、バッテリー持ちの向上やGPS計測精度の向上、電子マネーの追加、ランニング機能の拡張といった進化を遂げています。
今回の記事では、Forerunner 255が旧機種であるForeAthlete 245からどんな進化を遂げたのか詳しく紹介しています。さらに、上位機種であるForeAthlete 745(2020年発売モデル)や、同じく2022年6月発売の最上位モデルであるForerunner 955とどういった違いがあるのかも詳しく紹介しています。Forerunner 255が気になっている方は是非参考にしてみてください。
目次
Forerunner 255とは
Forerunner 255は、米国の一流GPS機器メーカーであるGARMIN(ガーミン)より2022年6月16日に発売されたランニングGPSウォッチです。ガーミンは数多くのランニングGPSウォッチを販売していますが、その中でもランニング初心者からマラソン上級者まで幅広いランナーに人気があるのが200番台シリーズ。Forerunner 255は、2019年発売のForeAthlete 245の後継機種とした登場した200番台シリーズの最新商品です。
ガーミンの200番台シリーズは、価格と機能性のバランスのとれた商品で、健康やダイエットために走るファンランナーから、フルマラソンで4時間(サブ4)や3時間切り(サブ3)を目指すマラソン中上級者まで幅広いランナーに大人気のランニングGPSウォッチとなっています。今回のForerunnner 255も、上級モデルよりも手頃な価格ながら、ランニング・トレーニング機能が充実した高機能ウォッチとなっています。さらに、通常の255に加え、音楽プレーヤー機能(音楽保存再生機能)を有する「255 Music」に、女性でも使いやすいコンパクトサイズの「255S(255S Music)」の複数展開となっています。
ちなみに、ガーミンのランニングGPSウォッチは、ForeAthlete(フォアアスリート)という名称でしたが、今回の255よりForerunner(フォアランナー)へと変更されています。
Forerunner 255がForeAthlete 245から大きく進化したところ
Forerunner 255 | ForeAthlete 245 | |
---|---|---|
発売日 | 2022年6月16日 | 2019年6月16日 |
価格 | 49,800円 | 38,280円 |
サイズ | 45.6x45.6x12.9mm | 42.3x42.3x12.2mm |
重量 | 49g | 38.5g |
ベゼル | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
ガラス | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla Glass 3 |
ディスプレイ | MIP | MIP |
ディスプレイサイズ | 直径1.3インチ | 直径1.2インチ |
画面解像度 | 260x260 | 240x240 |
バッテリー(スマートウォッチモード) | 14日間 | 7日間 |
バッテリー(GPSモード) | 30時間 | 22時間 |
防水 | 5 ATM | 5 ATM |
Garmin Pay | ◯ | - |
Suica | ◯ | - |
音楽プレイヤー | 500曲(Musicモデル) | 500曲(Musicモデル) |
光学式心拍計 | ◯ | ◯ |
GPS | GPS/GLONASS/みちびき/Galilleo | GPS/GLONASS/みちびき/Galilleo |
マルチGNSS | ◯ | - |
センサー | 加速度計/気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/温度計 | 加速度計 |
ヘルスケア機能 | 心拍数/血中酸素/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/リラクゼーションリマインダー/リラクゼーション呼吸タイマー/睡眠モニタリング/睡眠スコアと洞察/水分補給トラッキング/女性のための健康トラッキング/ヘルススナップショット | 心拍数/血中酸素/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/睡眠モニタリング |
ランニングアクティビティ | ラン/トレッドミル/トラックラン/屋内トラック/バーチャルラン/トレイルラン/ウルトララン | ラン/トレッドミル/屋内ラン/トレイルラン |
ランニング機能 | GPS計測/ランニングダイナミクス/上下動と上下比/接地時間とバランス/ストライド/ピッチ/ランニングパワー/乳酸閾値/PacePro/レース予測タイム/コース天候別レース予測/改良されたリカバリータイム/モーニングレポート/レースウィジェット/HRVステータス/VO2MAX/トレランVO2MAX/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング負荷バランス/トレーニング効果/自動マルチスポーツ等 | GPS計測/ランニングダイナミクス/上下動と上下比/接地時間とバランス/ストライド/ピッチ/レース予測タイム/リカバリータイム/VO2MAX/トレランVO2MAX/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング効果等 |
アウトドア機能 | 15種類 | 7種類 |
サイクリング機能 | 11種類 | 7種類 |
スイム機能 | 14種類 | 6種類 |
ゴルフ機能 | - | - |
2022年6に新発売されたForerunner 255は、2019年6月発売の旧機種であるForeAthlete 245とどこが変わったのか。大きく変わったのは、「バッテリー持ち」「GPS精度」「ランニング機能」「トライアスロンへの対応」「電子マネーへの対応」の5点です。
進化①バッテリー持ちが向上
Forerunner 255がForeAthlete 245より大きく進化したポイントの一つ目が、「バッテリー持ち」です。ForeAthlete 245のバッテリー持ちはスマートウォッチモードで最大7時間、GPSモード(トレーニングモード)で最大22時間ですが、Forerunnner 255はスマートウォッチモードで最大14時間、GPSモードで最大30時間へとバッテリー持ちが大幅に向上しています。
一般的なハーフマラソンの制限時間は2時間半〜3時間、フルマラソンは6〜7時間、100kmウルトラマラソンは13〜14時間なので、マラソン大会等で使用する分にはForeAthlete 245でも十分過ぎるバッテリーです。ただし、Forerunner 255はスマートウォッチモードで14日間、GPSモードで30時間持つので、普段はスマートウォッチとして、仕事終わりや休日はランニングウォッチとしてフル活用する場合でも、バッテリーが1週間は持ちます。トレーニングのみの使用であれば、トレーニング頻度や時間にもよりますが、1ヶ月は優に持ちます。
進化②マルチGNSS測位対応でGPS精度向上
進化ポイントの二つ目は、GPS精度の向上です。Forerunner 255は、マルチバンドGNSS測位に対応し、GPSによるランニングデータの計測精度が大幅に向上したのが大きな特徴です。
ForeAthlete 245は、米国のGPSに加え、ロシアのGLONASS、欧州のGalileo、日本のみちびきといった複数のGNSS(全球測位衛生システム)に対応していましたが、一度に受信出来るのはいずれかの1周波数帯のみ。一方、Forerunner 255は同時に複数の周波数帯を受信出来るため、GPSの計測精度が向上し、より正確にランニングの軌跡を計測できるようになっています。特に、高層ビルが立ち並ぶ都市部や山間部といった干渉が多い環境でそのGPS精度の向上が顕著に現れます。都市部のランナーや、山に囲まれたエリアを走ることが多いランナーは、マルチバンドGNSS測位対応の255へ乗り換えてみるのがおすすめです。
進化③ランニング特化機能の充実化
Forerunner 255は、ForeAthlete 245よりランニング・トレーニング関連の機能が拡張されています。主なものが、2022年の新機能である「モーニングレポート」「レースウィジェット」「HRVステータス」「コース・天候別レース予測」と、今まで上位機種限定機能だった「トレランVO2MAX」「PacePro」「ランニングパワー」「乳酸閾値」です。
モーニングレポート
2022年6月発売のForerunner 255より新登場した新機能が、「モーニングレポート」。モーニングレポートは朝の起床時に画面に表示されるお知らせ機能です。画面には、今日の天気情報とともに昨夜の睡眠、現在の回復状況、HRVステータス(コンディション把握に役立つもの)、週間運動量、おすすめのワークアウトといった情報が表示されます。朝目覚めてすぐにコンディションを把握出来るため、その日のトレーニングのやり方やレースの運び方を考えるのに参考になります。
レースウィジェット
「レースウィジェット」も2022年新登場の新機能。レースウィジェットは、参加するマラソン大会と目標タイムを入力することで、大会での目標に対する現在の進捗状況を確認したり、今後のトレーニングの参考となる機能です。しっかりと大会本番へ向けて体を仕上げていくのに役立ちます。
HRVステータス
「HRVステータス」も2022年新登場の機能。HRVステータスは、感覚的に現在のコンディションを把握するのに役立つ機能です。HRVとは心拍変動のことで、内蔵の光学心拍計で睡眠中の心拍数を分析し現在の健康状態についてわかりやすい指標で表示してくれるのがHRVステータス。「バランス良い」「アンバランス」「低い」「悪い」のように4段階で現在のコンディションを表示してくれます。コンディションがわかりやすく可視化されることで、トレーニングとリカバリーのバランスを整えやすくなります。
コース・天候別レース予測
2022年新機能の最後が「コース・天候別レース予測」。通常のレース予測では、VO2MAXを基に5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソンそれぞれの予測タイムを確認出来ますが、2022年の新レース予測では参加予定の大会や天候別に予測タイムを確認できます。
トレランVO2MAX
Forerunner 255では、上位機種限定だったトレイルランVO2MAXが追加されています。通常のランVO2MAXと違い、頻繁に変化する地形の下で行われるトレイルランに合わせたVO2MAXとなっているため、トレイルランでもより精確にVO2MAXの測定が可能となっています。そのため、VO2MAXのデータを基とするその他の機能のデータもより精確となります。ランニングだけではなく、トレイルランニングをする人にとってはこれは嬉しい機能です。
PacePro
Forerunner 255では、PaceProも追加されています。PaceProは、目標タイムやペースを設定したPaceProプランを作成しておくことで、走行中に手元で目標タイムのペースとの誤差を一目で確認出来る機能です。目標と比べてどのぐらいペースが早いのか(先行しているのか)、遅いのか(遅延しているのか)を確認出来るため、目標ペースでしっかり走りたいペース走や、本番のマラソン大会などで重宝します。
ランニングパワー
Forerunner 255では、745や945といった上位機種でしか「ランニングパワー」が使えるようになっています。ランニングパワーとは、ランニング時に地面にかかるパワーのことで、Forerunner 255ではこのランニングパワーを計測出来るのです。ランニングパワーは、自分の頑張り度合いを客観的に把握するのに便利な指標です。例えば、同じようにペース(◯◯/km)もその指標となりえますが、上り坂や風の強いシーンでは、同じペース(或いは遅いペース)でも実際の頑張り度合いは大きくなっており、同じペースで走り続けると大きく体力消耗へとつながります。一方、ランニングパワーを目安に走れば、上り坂や風の強いところでも一定の頑張りで走れるため、無駄な体力消耗も防ぐことができます。
また、ランニングパワーの数値は、トレーニングを重ねていく中で次第に同じ数値ながらも速いペースで走れるようになっていきます。つまり、ランニングパワーを把握しておけば、自分のランニングエコノミーの改善を把握するのに役立つのです。
ただし、ランニングパワーを計測する場合は、他のウォッチ同様にウォッチ単体では出来ず、別売りのランニングダイナミクスポッド或いはハートレーとセンサー(HRM-Pro)を準備する必要があります。
乳酸閾値
ハートレートセンサーを用意すれば、Forerunner 255でも乳酸性作業閾値(LT値)を測定できます。乳酸性作業閾値もランニングパワー同様に上位モデル限定の機能だったのですが、今回のForerunner 255で追加されています。
乳酸性作業閾値(LT値)とは、血中の乳酸値が急激に高まっていくポイントです。LT値はマラソンランナーの能力を客観的に示す指標の一つです。このLT値はLT値付近で走る閾値走をすることで向上します。一般のランナーが自分のLT値を把握するのは非常に難しいのですが、ガーミンのForerunner 255であれば手軽にLT値を測定出来るため、より効果的な閾値走が可能です。この機能は、サブ4やサブ3を狙うガチのランナーにも嬉しい機能です。
進化④自動マルチスポーツ機能搭載でトライアスロンにも対応
Forerunnner 255は、自動マルチスポーツ機能を搭載しています。自動マルチスポーツ機能は、トライアスロンのレースでも、ボタンを1回押すだけで種目を切り替えることが出来る機能。今までは、上位機種限定機能だったのですが、Forerunner 255にも搭載され、トライアスロン用のウォッチとしても使えるようになっています。
進化⑤Suica対応でキャッシュレス決済可能に
今回のForerunner 255の目玉機能と言えるのが、Garmin PayとSuicaの搭載です。特に全国各地の電車やバスに乗車する際に使え(※SuicaはJR東日本のICカードですが全国各地の公共交通機関で使えます)、さらに全国各地のコンビニエンスストアやスーパーなどでの買い物にも使えるSuicaの搭載は非常に魅力的です。
ガーミンのランニングGPSでは、Forerunner 255が電子マネー(Garmin Pay/Suica)が使える最安のモデルです。電子マネーが手元にあれば、スマホを持ち出すことなくランニング後に自動販売機やコンビニで飲み物やお菓子を買ったり出来ます。
Forerunner 255
今回、新登場したForerunner 255は、定番の45mmサイズの255と、41mmサイズのコンパクトな255Sの2種類あります。男性の場合には、大きく画面を視認しやすい255がオススメ。音楽機能(音楽プレーヤー機能)が欲しいという人は、255 Musicを選んでみるのがオススメ。
Forerunner 255S
女性には41mmのコンパクトサイズである255Sがオススメ。255Sは255より多少バッテリー持ちが劣るという点以外は255と機能面は同じです。
Forerunner 255とForeAthlete 745との違いを比較!どっちがおすすめ??
Forerunner 255 | ForeAthlete 745 | |
---|---|---|
発売日 | 2022年6月16日 | 2020年10月1日 |
価格 | 49,800円 | 49,280円 |
サイズ | 45.6x45.6x12.9mm | 43.8x43.8x13.3 |
重量 | 49g | 47g |
ベゼル | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
ガラス | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla ガラス DX |
ディスプレイ | MIP | MIP |
ディスプレイサイズ | 直径1.3インチ | 直径1.2インチ |
画面解像度 | 260x260 | 240x240 |
バッテリー(スマートウォッチモード) | 14日間 | 7日間 |
バッテリー(GPSモード) | 30時間 | 16時間 |
防水 | 5 ATM | 5 ATM |
Garmin Pay | ◯ | ◯ |
Suica | ◯ | ◯ |
音楽プレイヤー | 500曲(Musicモデル) | 500曲 |
光学式心拍計 | ◯ | ◯ |
GPS | GPS/GLONASS/みちびき/Galilleo | GPS/GLONASS/みちびき/Galilleo |
マルチGNSS | ◯ | - |
センサー | 加速度計/気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/温度計 | 加速度計/気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/温度計 |
ヘルスケア機能 | 心拍数/血中酸素/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/リラクゼーションリマインダー/リラクゼーション呼吸タイマー/睡眠モニタリング/睡眠スコアと洞察/水分補給トラッキング/女性のための健康トラッキング/ヘルススナップショット | 心拍数/血中酸素/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/睡眠モニタリング/女性のための健康トラッキング |
ランニングアクティビティ | ラン/トレッドミル/トラックラン/屋内トラック/バーチャルラン/トレイルラン/ウルトララン | ラン/トレッドミル/トラックラン/屋内トラック/バーチャルラン/トレイルラン |
ランニング機能 | GPS計測/ランニングダイナミクス/上下動と上下比/接地時間とバランス/ストライド/ピッチ/ランニングパワー/乳酸閾値/PacePro/レース予測タイム/コース天候別レース予測/改良されたリカバリータイム/モーニングレポート/レースウィジェット/HRVステータス/VO2MAX/トレランVO2MAX/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング負荷バランス/トレーニング効果/自動マルチスポーツ等 | GPS計測/ランニングダイナミクス/上下動と上下比/接地時間とバランス/ストライド/ピッチ/乳酸閾値/PacePro/レース予測タイム/リカバリータイム/VO2MAX/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング負荷バランス/トレーニング効果/自動マルチスポーツ等 |
アウトドア機能 | 15種類 | 15種類 |
サイクリング機能 | 11種類 | 12種類 |
スイム機能 | 14種類 | 14種類 |
ゴルフ機能 | - | - |
ガーミンのランニングGPSウォッチの定番が、200番台シリーズ。その一つ上に位置するのが700番台シリーズで、その700番台シリーズの最新モデルとなっているのが2020年10月発売のForeAthlete 745。発売当初は、ガーミンのランニングGPSウォッチとして初のSuica機能を搭載したモデルで、さらに屋外トラック(陸上競技場)での精確な計測にも対応するなど、大きな注目を集めたモデルです。ただし、2022年発売のForerunner 255と比べると、さすがに最新モデルである255の方が機能面で優れるという形となっています。
今選ぶなら新機能搭載のForerunner 255がオススメ
もし、Forerunner 255と一つ上の上位機種であるForeAthlete 745で迷っているなら、間違いなくForerunner 255がオススメ。ForeAthlete 745は2年前のモデルということもあり、基本的に性能面は255の方が上です。特に、マルチバンドGNSS測位による高精度な測定とバッテリー持ちの良さ、2022年の新機能と、今255を選ばない理由はありません。
コスパ重視なら値下がりしたForeAthlete 745を選ぶのもアリ
基本的に機能面で見ると、最新のForerunner 255がオススメですが、コスパ面を考えると745も意外と悪くありません。定価価格は255と745はほぼ同じですが、745は2年前のモデルということもあり、大きく値引きされています。特にAmazonの場合4万円ぐらいで買えるので、少しでも安く買いたいなら745がオススメ。特に音楽機能(ミュージックプレーヤー機能)が欲しい人の場合は、音楽機能標準搭載の745の方が圧倒的に安く買えます。
Forerunner 255と955との違いを比較!
Forerunner 255 | Forerunner 955 | |
---|---|---|
発売日 | 2022年6月16日 | 2022年6月16日 |
価格 | 49,800円 | 74,800円 |
サイズ | 45.6x45.6x12.9mm | 46.5x46.5x14.4mm |
重量 | 49g | 53g |
ベゼル | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー |
ガラス | Corning Gorilla Glass 3 | Corning Gorilla ガラス DX |
ディスプレイ | MIP | MIP(タッチスクリーン) |
ディスプレイサイズ | 直径1.3インチ | 直径1.3インチ |
画面解像度 | 260x260 | 260x260 |
バッテリー(スマートウォッチモード) | 14日間 | 15日間 |
バッテリー(GPSモード) | 30時間 | 42時間 |
防水 | 5 ATM | 5 ATM |
Garmin Pay | ◯ | ◯ |
Suica | ◯ | ◯ |
音楽プレイヤー | 500曲(Musicモデル) | 2000曲 |
光学式心拍計 | ◯ | ◯ |
GPS | GPS/GLONASS/みちびき/Galilleo | GPS/GLONASS/みちびき/Galilleo |
マルチGNSS | ◯ | ◯ |
センサー | 加速度計/気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/温度計 | 加速度計/気圧高度計/コンパス/ジャイロセンサー/温度計 |
ヘルスケア機能 | 心拍数/血中酸素/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/リラクゼーションリマインダー/リラクゼーション呼吸タイマー/睡眠モニタリング/睡眠スコアと洞察/水分補給トラッキング/女性のための健康トラッキング/ヘルススナップショット | 心拍数/血中酸素/フィットネス年齢/Body Battery/ストレスレベル/リラクゼーションリマインダー/リラクゼーション呼吸タイマー/睡眠モニタリング/睡眠スコアと洞察/水分補給トラッキング/女性のための健康トラッキング/ヘルススナップショット |
ランニングアクティビティ | ラン/トレッドミル/トラックラン/屋内トラック/バーチャルラン/トレイルラン/ウルトララン | ラン/トレッドミル/トラックラン/屋内トラック/バーチャルラン/トレイルラン/ウルトララン |
ランニング機能 | GPS計測/ランニングダイナミクス/上下動と上下比/接地時間とバランス/ストライド/ピッチ/ランニングパワー/乳酸閾値/PacePro/レース予測タイム/コース天候別レース予測/改良されたリカバリータイム/モーニングレポート/レースウィジェット/HRVステータス/VO2MAX/トレランVO2MAX/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング負荷バランス/トレーニング効果/自動マルチスポーツ等 | GPS計測/ランニングダイナミクス/上下動と上下比/接地時間とバランス/ストライド/ピッチ/パワーコンディション/ランニングパワー/乳酸閾値/PacePro/レース予測タイム/コース天候別レース予測/改良されたリカバリータイム/モーニングレポート/レースウィジェット/HRVステータス/トレーニングレディネス/VO2MAX/トレランVO2MAX/暑熱と高度への適応/リアルタイムスタミナ/トレーニングステータス/トレーニング負荷/トレーニング負荷バランス/トレーニング効果/自動マルチスポーツ/ラウンドトリップコース作成等 |
アウトドア機能 | 15種類 | 24種類 |
サイクリング機能 | 11種類 | 14種類 |
スイム機能 | 14種類 | 14種類 |
ゴルフ機能 | - | 15種類 |
Forerunner 255とともに2022年6月16日に同時発売されたのが、ガーミンのランニングGPSウォッチの最上位モデルであるForerunner 955。955は最上位モデルということもあり、「タッチスクリーンへ対応している」「ソーラー充電に対応している」「地図表示機能を搭載している」「ゴルフ機能が搭載されている」といったように255をも凌ぐ高機能ウォッチとなっています。
違い①タッチスクリーンへの対応
Forerunner 255と955の大きな違いの一つ目が、タッチスクリーンへの対応です。Forerunner 255は他のランニングGPSウォッチ同様に、画面のタッチ操作は出来ず側面の物理ボタンを押しての操作となります。一方、955は物理ボタンでの操作に加え、画面のタッチ操作にも対応しています。そのため、ランニングやトレーニング時には物理ボタンでの操作、普段スマートウォッチとして使う際には画面タッチ操作といった使い分けが出来ます。
違い②ソーラー充電機能の有無(Dual Powerモデル)
955はソーラー充電機能を搭載しているのも255との大きな違いです。通常の955はスマートウォッチモードで15日、GPSモードで42時間のバッテリー持ちで255よりもバッテリー持ちに優れています。さらに、955 Dual Power(ソーラー充電対応モデル)は、スマートウォッチモードで20日(15日+5日)、GPSモードで49時間(42時間+7時間)と、さらにバッテリー持ちが良くなっています。955 Dual Powerは使いながらソーラー充電出来るのが大きな強みです。
違い③地図表示機能の有無
255と955との特別大きな違いと言えるのが、地図表示機能の有無です。255はルートのみを表示出来る機能はありますが、地図は表示出来ません。一方、955はフルカラーマップを画面に表示出来ます。そのため、ウォッチでルートを確認しながら走ることが可能です。ラウンドトリップルーティン機能を使えば、走りたい距離を入力するだけでその地域の人気のランニングルートを検索することも可能です。もちろん、経路案内も可能。
また、登山地図にも対応しており、登山用ウォッチとしても使えますし、トレランでも使えます。そのほか、スキーリゾートマップやゴルフコースなどの地図データも利用出来ます。
違い④ゴルフ機能の有無
955は、255にはないゴルフ機能が搭載されているのも大きな特徴。955では、ガーミンのゴルフGPSウォッチのように、様々なゴルフ機能を活用できます。例えば、世界中の42,000のゴルフコースが表示出来るゴルフマップ機能があります。さらに、コース上のどこからでもグリーンの正確な形状が把握出来るグリーンビュー機能に、ショットの位置や飛距離を自動で記録出来るガーミンオートショット機能に、グリーンのフロント/センター/バックエッジまでの距離が分かる計測機能に、見えないハザードの把握に役立つハザード情報にと、たくさんのゴルフ機能が詰まっています。
結論、Forerunner 255と955どっちがおすすめ??
ランニング・マラソン用途なら「Forerunner 255」
2022年6月16日同時発売の最新モデルである255と955、どっちが良いか迷っている人も多いはず。基本的には、ランナーには初心者も上級者も255の方がオススメ。955は最上位機種で高機能なウォッチとなっていますが、ランニング・トレーニング機能に関してはほとんど大差はありません。サブ3を達成した上級者の場合も基本的に255で十分です。
ランニング以外にトレランや登山、ゴルフなども楽しむなら、「Forerunner 955」
ランニング・マラソンだけではなく、トレランや登山、ゴルフと、たくさんのスポーツ、アウトドアを楽しむ人の場合は955を選んでみるのもオススメ。955はフルカラーの地図表示機能があり、アウトドア系機能も非常に充実しているため、トレランや登山にもぴったりです。さらにゴルフ機能も非常に充実しており、ゴルフを楽しむ人にもオススメ。
軽量なのに長時間バッテリー、最新機能も満載のForerunner 255を体験してみよう
今、ランニングウォッチを選ぶなら、ランナーから高い支持を集めているガーミンの人気シリーズ200番台の最新モデルであるForerunner 255がオススメ。今回新発売のForerunner 255は、旧機種のForeAthlete 245よりもバッテリー持ちが向上し、GPSの計測精度も大幅に向上しています。さらに、ランニング・トレーニング関連の新機能登場に加え、Suicaも搭載と非常に魅力的なランニングウォッチとなっています。同時発売のForerunner 955も魅力的ですが、価格と機能性のバランスを考えるとやはり255がベストバイです。是非、Forerunner 255の凄さを体験してみましょう。