陸上選手に人気！陸上競技用サングラスのおすすめ10選

今や、オリンピックや世界陸上、日本選手権などの陸上競技大会に出場する多くの陸上選手がレース中に着用している「スポーツサングラス」。試合でサングラスを掛けることで、日中の強い日差しによる眩しさや疲労感を軽減する、競技への集中力を高めるといったメリットを得ることが出来ます。陸上短距離や中・長距離のトラック種目の選手から、跳躍や投擲のフィールド種目の選手まで、陸上選手なら夏の必携アイテムとしてサングラスは一つは持っておきたいところです。

そこで今回の記事では、陸上競技に取り組む高校生、大学生、社会人向けに、陸上競技用サングラスのおすすめを紹介しています。特に陸上選手に人気の高いOAKLEY（オークリー）やSWANS（スワンズ）、NIKE（ナイキ）などの人気ブランドから陸上用サングラスとして最適なモデルを厳選し紹介しています。また、短距離選手向けサングラス、長距離選手向けサングラスの選び方のポイントも紹介しています。夏の練習や試合用にスポーツサングラスが欲しいという陸上選手は、是非参考にしてみてください。

多くの陸上選手がサングラスを着用する理由

理由１．眩しさ軽減

陸上短距離選手から長距離選手まで種目問わず多くの陸上選手が晴れの日の大会や練習でサングラスを着用するのは、太陽光による眩しさを軽減するためです。可視光線透過率の低いレンズを使ったサングラスなら、西日が眩しい夕方でも良好な視界を確保出来ます。また、太陽光の光は単純に眩しいだけではなく、紫外線は目にとって有害なものです。長時間紫外線を浴びると、目にダメージが蓄積し、白内障を始めとする目の病気となる可能性があります。そういった有害な紫外線から目を守るために、日差しの強い時期は練習や試合でサングラスを着用したいところです。

理由２．雨風から目を守る

陸上選手にとってサングラスの着用が効果的なのは晴れの日だけではありません。雨が降る日や風が強い日もサングラスを掛けて走ると良いのです。その理由は、雨粒や風が直接目に当たるのを防げるためです。雨や風が目に直接入ると、集中するのはなかなか難しいです。サングラスで余計なものから目を守ることで、ウォーミングアップの段階から集中力を高めて競技本番を迎えることが出来るのです。

理由３．集中力アップ

サングラスを掛けると、自然と視界は狭くなります。余計な情報をシャットアウト出来るので、集中力が高まります。陸上選手では競技中はサングラスを着用しなくても、ウォーミングアップ中に集中力を高めるためにサングラスを着用するという選手も多いです。

理由４．疲労軽減

サングラスを着用すると「疲労感が全然違う」と感じる陸上選手も多いです。サングラスを着用して目に入る情報を減らすことで、疲労を抑えられるためです。また、紫外線が目にダメージを与えることも疲労の原因となるため、サングラスを掛けることで日々の練習後の疲労感を軽く出来るのです。特に長時間走り続ける長距離選手にとってサングラスによる疲労軽減効果は大きいです。

理由５．表情を隠す

「苦しい表情を見られたくない」という理由でサングラスを着用する陸上選手も多いです。単純にレース後半のつらい表情を見られるのが恥ずかしいという場合もあれば、長距離走終盤のラストスパートの駆け引きのために表情を隠すという場合もあります。

知っておきたい！陸上競技用サングラスの選び方

短距離用は、「フィット性」重視で選ぶ

陸上短距離用サングラスを選ぶなら、何よりもサングラスの「フィット感」を重要視して選ぶことが大切です。100mや200m、400mといった陸上短距離種目で着用するサングラスは、トップスピードで走る時の激しい上下の動きにも耐えられる「固定力」が大事になってきます。そのため、サングラスを選ぶ時はしっかりとフィッティングをして自分の顔にジャストフィットするかどうか確かめておくことが何より大事です。

また、鼻のノースパッドが調整可能であること、日本人（アジア系）の輪郭に合わせて作られたデザインであること、汗に強く汗が原因で滑ってしまわないこと、といった条件をクリアしているサングラスを選ぶようにしましょう。

長距離用は、「軽量性」と「通気性」重視で選ぶ

陸上長距離用サングラスを選ぶなら、短距離用サングラス同様にフィット性も大切ですが、長時間着用して走るため「軽量性」と「通気性」も重視して選びたいところです。サングラスは出来るだけ軽く負担にならないもの、通気性が良く汗による湿気でレンズが曇らないものを選ぶことが大切です。

さらに駅伝やロードレスで着用する場合は、砂埃や小石、泥等から目を守るために、目を広範囲で覆ってくれるカバー力の高いものを選んでおきましょう。

人気ブランド別、陸上競技用サングラスのおすすめ10選

OAKLEY（オークリー）

RADAR LOCK PATH（レーダーロックパス）

陸上選手に人気のサングラスブランドと言えば「OAKLEY（オークリー）」。そしてオークリーの中でも短距離選手から長距離選手に至るまで多くの陸上選手に人気が高いのが「RADERLOCK（レーダーロック）」です。レーダーロックは、全天候対応の高機能サングラスです。晴れや曇り、雨、夜間とそれぞれの状況に応じてレンズを簡単に交換できる「SWICHLOCKテクノロジー」を採用しているので、レンズを複数持っておけば、その日の天候に合わせて、そのコンディションに合ったサングラスを着用することが出来ます。オークリーは豊富なレンズバリエーションを誇るので、そのオークリーの良さを最大限に実感出来ます。

さらにオークリーの素晴らしいHDD（High Definition OPtics）を搭載したレンズは視界良好です。歪みのないクリアな視界を提供してくれるので、晴れの日も曇りの日も見やすいです。さらに、フィット感が抜群で激しい上下の動きにもしっかりと対応します。アジアンフィットなので、日本人の顔にしっかりとはまるのも嬉しいところです。陸上短距離走から長距離選手、跳躍選手、投擲選手まで全て陸上選手が競技用として、練習用として安心して使える、おすすめのサングラスです。

RADER EV PATH（レーダーEVパス）

「レーダーロック」同様にオークリーを代表するサングラス「レーダーEV」。レーダーEVは軽くて、通気性の良いサングラスです。軽量性とともに耐久性に優れたフレーム素材を使っているので、長時間着用しても負担になりにくいのが魅力的です。気流を活かす設計で、走行中のレンズの曇りを抑える作りになっているので、長時間走る長距離選手に最適なサングラスです。夏場のようなたくさん汗をかく時期でも、レンズが曇りにくいので、快適に走ることが出来ます。もちろん、フィット性も高く、汗をかいても、雨が降ってもずれにくいです。特に、陸上中距離種目や長距離種目を専門とする選手、駅伝を走る選手にオススメのサングラスです。

JAWBREAKER（ジョウブレイカー）

見た目がゴツくてカッコいい「JAWBREAKER」。このサングラスは視野が広いのが特徴です。通常のサングラスに比べて44%拡大した視野が特長で、サングラスを着用していない時に近い広い視野を確保出来ます。さらに、目を覆う部分が大きいので、走行中の外的要因から目を保護する機能性が高いです。風が強く風の巻き込みが気になる時も、砂埃が舞う時も、クロスカウントリーのような道を走る時も安心です。また、通気性を高める工夫もしているので、走っている時にレンズが曇ってしまう心配も少ないので、長時間でも快適に走ることが出来ます。しっかり目を守りたい時に重宝するサングラスです。

ENCORDER（エンコーダー）

オークリーの今風のおしゃれでかっこいい「ENCODER」。エンコーダーは、上下にフレームが無いフレームレスデザインで、スタイリッシュな見た目とともに、広い視野を確保できるのが特徴のサングラスです。レンズは今風のオーバーサイズレンズで、広い視野を確保し、目を広範囲に保護出来ます。O-Matterテンプルはロープロフィールで帽子とも干渉しにくいので、キャップとサングラスを併用しやすいのも魅力的です。また、競技中のレンズのズレを防止するオークリー独自素材のアンオブタニウム製イヤーソックスとノーズパッドを採用しているため、大会の競技中でも快適な着け心地です。

SWANS（スワンズ）

E-NOX NEURON 20'

国内メーカーで陸上選手に人気が高いサングラスブランドが「SWANS（スワンズ）」。そして、スワンズのスポーツサングラスの中でも特に陸上選手に人気が高いのが、「E-NOX NERON 20'（イーノックスニューロン20）」です。イーノックスニューロン20は、テンプルをレンズ下部から出す独特のアンダーテンプルデザインを採用し、ランニング中の振動などによるサングラスのズレやブレを極限まで抑えてくれるのが最大の特徴です。また、レンズの両側を斜めに切り落としたようなサイドカット形状を採用し、ランニングキャップのツバとも干渉しない工夫が施されています。

また、可動式ノーズパッドを採用し、着用者の顔や鼻の形状に合わせて自分自身で手軽にフィット感を調整出来るのも嬉しい点です。デザイン性と機能性両面に優れ、国内メーカーのスポーツサングラスらしい、非常に完成度の高いサングラスとなっています。

E-NOX EIGHT8

国内メーカーのSWANS（スワンズ）のスポーツサングラスを選ぶなら、同じく陸上選手に人気の高い「E-NOX EIGHT8（イーノックスエイト8）」もオススメです。最大の特徴は、高性能な調光レンズを採用している点です。調光レンズは、曇りのように紫外線量の少ないところではクリアレンズとなり、晴れのように紫外線量の多いところではスモークレンズとなる画期的なレンズです。この自動的にレンズカラーが変化する調光レンズ採用スポーツサングラスがあれば、曇りの日でも晴れの日でも対応出来ます。また、レンズは耐衝撃性に優れた素材であるポリカーボネートを採用し、表面にはハードコーティングも施されたPETROID LENSを採用しているため、耐衝撃性や耐久性もバッチリです。

AIRLESS-WAVE SA-517

陸上競技のナイター記録会のように暗い時間帯に開催される大会でスポーツサングラスを着用したいという選手には、SWANS（スワンズ）の「Airless-Wave SA-517」がオススメです。このサングラスは、明るいレンズであるイエローレンズを採用した夜対応スポーツサングラスです。グレーなどの暗いレンズを採用した可視光線透過率の低いスポーツサングラスと違い、イエローレンズを採用し可視光線透過率が高いスポーツサングラスとなっているため、夜の陸上大会でも使用出来ます。もちろん、夜間のトレーニングにも活用出来ます。また、重量が15gと非常に軽く、長時間着用していてもストレスがないのも魅力的です。特に長距離ナイター記録会などにあると便利です。

AirFly（エアフライ）

AF-301 C-3

国内のスポーツサングラスメーカーでは、メガネの国内生産95%を誇る福井県鯖江市から生まれたブランドであるAirFly（エアフライ）も人気です。エアフライの代表作である「AF-301 C-3」は、従来のサングラスと違って鼻パッド（ノーズパッド）が無い、画期的なスポーツサングラスです。ノーズパッドが無いため、鼻骨への圧迫感がなく、今までにない最高に快適な着け心地を体験出来ます。また、鼻パッドによる視界内でのチラつきがなく、視界も非常に良好です。陸上短距離選手から長距離選手まで幅広い種目の陸上選手にオススメのサングラスです。さらに、鼻パッドではなくサイドパッドでホールドする構造のため、成長途中でまだ鼻が低い子供でも使えるのも魅力的です。陸上競技を頑張る中学生や小学生でも使用可能です。

nike（ナイキ）

SHOW X3 Ⅱ AF

陸上選手から絶大な人気を誇るnike（ナイキ）。ナイキもスポーツサングラスを扱っており、特に「NIKE SHOW X3 Ⅱ AF」が人気です。軽量性に優れたサングラスで、長時間着用しても負担にならないのが特徴です。そしてレンズは汗をかいても曇りにくいので、汗をかきながら長時間走る駅伝やロードレースにも最適です。海外メーカーナイキのサングラスですが、作りはアジアンフィット。アジアの人の顔に合うように作られているので、私たち日本人の顔にもフィットしやすいのも嬉しいところです。フィット感が良いので、走行中にサングラスがずれるといった心配がほとんどありません。

Under Amour（アンダーアーマー）

UA TUNED FORCE 2

Under Armour（アンダーアーマー）のかっこいいスポーツサングラスである「Force 2（フォース2）」もオススメです。アンダーアーマー独自のUA TUNDEレンズテクノジーを搭載し、必要な光を取り込み、視覚的なコントラストを高めることで、トラックやフィールド、ロードなどでの良好な視界を提供してくれます。また、ベンチレーションシステムを搭載し、通気性がよく、レンズの曇りの心配もありません。フレームにはTR90フレームを採用し、耐衝撃性や耐久性に優れた作りとなっています。

短距離の選手も長距離の選手もサングラスをうまく活用しよう！

種目は短距離から長距離選手、投擲・跳躍まで、そして年代は社会人から大学生、最近は高校生まで、多くの陸上選手がこぞって着用するサングラス。サングラスは練習や試合で着用すると疲労軽減や集中力アップなど、得られる効果がたくさんあるので、是非活用していきたいところ。自分に合ったサングラスを見つけて、試合や練習でうまく活用していきましょう。